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私はボイボ寮~私の中の住人たち~

私はボイボ寮
最初の住人は四国めたんとずんだもんでした。
私のところに来るまで、四国めたんはテントぐらし、ずんだもんは犬小屋ぐらしでした。
それを知って、生まれたての私でも2人のお役に立てると思いました。
案の定、2人からはとても感謝されました。
めたんちゃんはずんだもんの上に乗って、お掃除と言って私のからだをきれいに拭いてくれました。
次の住人は、春日部つむぎと、雨晴はうと、波音リツでした。
波音リツの体重を聞いて、床が抜けるほど驚きました。
25トンだった。
本当に床が抜けた。
くやしかった。
私の住人のお役に立てないことが。
水道管が破裂したかのような勢いで涙が出てきて、一階が大洪水になりました。
実際、私の住人たちは水道管の故障かと思い、バケツリレーをしていました。
床を涙で濡らした翌日、私はリッちゃんのからだを支えることをまだ諦めていなかった。
からだを鍛えて、気合と根性で25トンの重みに耐えることができました。
つむぎちゃんの要望で、私の食堂のカレーのレパートリーが増えました。
はうちゃんの要望で、ラーメンに油マシマシが追加されました。
でも、はうちゃんはよく胃もたれを起こしていました。
25トンの重みにも慣れた頃、リッちゃんの意外な事実に気づきました。
リッちゃんはオカマでした。
それまで一緒の風呂とトイレを使用していました。
しかし、次の住人から男子が入ると聞いていたので、オカマ専用トイレを作りました。
まさか男子トイレよりも先に、オカマ専用トイレを作ることになるとは思いませんでした。
次の住人は、玄野武宏と、白上虎太郎と、青山龍星と、冥鳴ひまりと、九州そらでした。
一度に5人も増えたので、部屋を増やしてみました。
そらちゃんのソーラーパネルのおかげで、私の電気代のすべてを賄うことができました。
りゅうせいくんの身長が194センチ、こたろうくんの身長が146センチでした。
りゅうせいくんが頭をぶつけないように、私のすべての入り口を高くしました。
こたろうくんの手が届くように食堂のテーブルを低くしました。
2人が快適に生活を過ごせるように、バランスを取るのが難しかったのです。
ひまりちゃんは、よくつむぎちゃんの部屋を盗聴しようとしたり、盗撮しようとしたり、一緒に風呂やトイレにまで入ろうとしました。
ひまりちゃんの魔の手からつむぎちゃんのプライバシーを守るのが大変でした。
くろのさんは特にないです。
次の住人は、剣崎めすおと、モチノ・キョウコでした。
めすおさんの頭を見て、恐れおののきました。
あの鋭利にとがった頭が私の天井に刺されば、とても痛いかもしれない。
それまでりゅうせいくんのために、私の入り口を高くしていて良かった。
と、床の底から思いました。
もし、りゅうせいくんとめすおさんが私に入る順番がぎゃくだったら、もっと怖がっていたことでしょう。
めすおさんの頭のせいで柱に傷が付いたら、とても痛そうでした。
もち子さんは私の中で、ボールのようによく跳ねていました。

また、よくしっぽを振り回して私の中の埃を振り払ってくれます。

また住人が増えるようなので、また部屋を増やすための準備をしなければなりませんね。
これからも、私の中の住人の役に立つことがうれしいです。